エストラジオールの正常値・基準値

エストラジオール数値の正常値・基準値、エストラジオール(エストロゲン)血液検査についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆エストラジオールとは何ですか?エストラジオールについて教えてください

◆エストラジオールとは?

 エストラジオールとは、エストロゲンに含まれる成分の一つです。

 エストロゲンは、主に「生殖器の発育」に大きく関与するホルモンです。

 女性の場合は「卵巣」からホルモンが分泌され、男性の場合は「副腎」及び「睾丸」からエストロゲンが分泌されます。

 エスラジオールはこの生殖器や各器官から分泌されるエストロゲンの中でも最も含有比率の高い成分のひとつです。

 卵胞ホルモンという名前や言葉であれば一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 この「卵胞ホルモン」はエストロゲンのことを指します。

※エストラジール=エストロゲン(卵胞ホルモン)に含まれる成分のひとつ

◆エストロゲンに含まれている成分

◆エストロゲンに含まれている成分

 エストロゲンに含まれている成分はエストラジオールの他にも幾つかの成分があります。

 各成分はそれぞれ独自の働きと役割、更に分泌の特徴がありますが、血液検査や尿中検査で検査の指標として用いられる成分の大半は生理活性の高いエストラジオールです。

 以下の3つの成分はエストロゲンの主力成分として機能しておりますのでチェックしておきましょう。

〜エストロゲンの主要成分〜
●エストロン(e1)
●エストラジオール(e2)
●エストリオール(e3)

 エストロゲンの血液検査では生物活性が最も高いとされるエストラジオール血液検査が行われるのが通常です。

◆エストロゲン(卵胞ホルモン)の種類・働き

 エストロゲン(卵胞ホルモン)の種類・働きを以下の表にまとめました。

 エストラジオールはこの3種の中でも最も比率が高く、血液検査の指標となるのはその為でもあります。

 ここでは豆知識として各々の女性ホルモン成分の働きをチェックしておきましょう。

エストロゲン(卵胞ホルモン)の種類・働き
エストロゲン(卵胞ホルモン)の種類・働き働き・検査の指標
エストロン(e1)主にアンドロステンジオンの代謝によって生成される代謝産物。エストラジールと比較すると生理活性が低く検査の指標としては適さない。
エストラジオール(e2)卵胞の発育状態を確認する為に有効な指標となるホルモン成分。エストロゲンの血液検査で成分分析される対象の大半はこのエストラジール。妊娠中には胎盤性エストロゲンとしてエストラジールが活発に分泌される。
エストリオール(e3)エストリオールは妊婦が妊娠後時間の経過と共に数値が上昇するホルモン。出産間近になるとエストリオールが血中及び尿中のエストロゲン比率の9割を占める。妊娠の経過の指標となる。

◆アンチエイジング医療・ホルモン補充療法の基礎知識

◆妊娠前期・中期・後期・更年期・不妊治療に関する知識