エストラジオールの正常値・基準値

エストラジオール数値の正常値・基準値、エストラジオール(エストロゲン)血液検査についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆エストラジオール血液検査の検査値が基準値の範囲よりも低い場合はどのような可能性が考えられますか?

◆男性のケース

 血液検査の結果、エストラジオールの数値が基準値の範囲よりも低くなっている場合のケースについて見ていきましょう。

 まず男性のケースの場合ですが、男性で数値が低めであることは特に大きな心配は必要ないでしょう。

 仮に20を切ってくるようなケースがあったとしても特別な疾患の可能性が無い限り医師からの説明でも病気の診断を受けることはほとんどありません。

 しかし女性の場合は、女性ホルモンであるエストラジオール数値が大きく低下してくる場合は注意が必要となります。

◆数値が低いケースの疾患の可能性(女性)

◆数値が低いケースの疾患の可能性(女性)

 検査値の数値が基準値よりも大きく減少しているようなケース。

 このようなケースでは基本的に卵巣の機能が低下している「卵巣機能低下症」などの可能性を検討していくことになります。

 また更年期を迎え、閉経を迎える時期になると女性ホルモンの分泌が抑制されるようになるため、誰でも数値は一時的に大きく下降線を辿り、その後落ち着いてくるようになります。

 女性の場合で血液検査数値が正常値の範囲を下回ってくるようなケースでは以下のような疾患の可能性が検討されます。

〜数値が低いケースの疾患の可能性(女性)〜
★閉経後の更年期障害
★卵巣機能低下症
★胎盤機能不全
★無月経

◆ホルモン補充療法が行われるケースも

◆ホルモン補充療法が行われるケースも

 閉経後は卵胞ホルモンの分泌が急速に低下するため「女性ホルモンのバランス」が崩れ、更年期障害などの症状を発症する要因ともなる点が確認されております。

 その為、更年期障害の症状が重い場合は、意図的に女性ホルモンを補充する「ホルモン補充療法」が行われるケースもあります。

 このように一生を通じて女性ホルモンが大きく変化する女性にとっては、血中エストラジオール数値の変化が大きな作用・働きをし、様々な症状の指標となることがおわかり頂けると思います。

※閉経後や無月経時は女性ホルモンの分泌量が低下する

◆アンチエイジング医療・ホルモン補充療法の基礎知識

◆妊娠前期・中期・後期・更年期・不妊治療に関する知識